チョコチップビスケットエマージェンシー

 超こんばんは。

 まだ四月なのに、もう暑くなってきましたね。僕のプリップリのオケツも汗でプリッビショです。濡れたことによる下着やズボンのハンパないフィット感と異常な人見知りで、「あれ？俺今ケツ丸出しじゃないよな？」という不安が急に襲いかかり、周りの人が、「ねえ、あの人ケツ丸出しよ？」「あ、あいつケツ丸出しだ！」「あんなケツ丸出し男に、ウチの娘はやらん！！」とか言ってるように聞こえ出して、とてもしんどかったです。新入生にありがちな悩みなのかもしれません。

 今日は勇気を出して興味のある部活のブースに行ってみました。いざ行ってみると、とても丁寧に部活についておしえてもらえて、「あ、やべ、いい。」ってなりました。「あ、やべ、いい。」だったんですよ。

夕方からのミーティングを見学しに来ないかとお誘いを受けたので、行ってみることにしました。

そこで、事件は起きたのです。

 ミーティングは18時からだと思っていたので、食堂みたいなところで時間を潰そうと、僕はチョコチップビスケットを買って食べながら、ツイッターを見ていました。するとそこには、ミーティングが17時からだと書いてました。時刻は17時3分。僕は食べかけのチョコチップビスケットの袋を握りしめたまま集合場所へ大急ぎで走って行きました。

 幸い間に合ったのですが、問題は握りしめたこのチョコチップビスケット。輪ゴムやテープを持ち合わせていなかったのでカバンに入れることもできず、しれっとずっと握ったままでした。

だってどうしたらいいか分かんないんすもん。「チョコチップビスケット食べてたら集合時間を1時間間違ってた」とか人生で一度も経験したことないですもん。そんなこと起こるとも思わないから脳内シミュレーションもしてないですもん。「目上の人の前での食べかけのチョコチップビスケット・マナー」とか知らないですもん。先輩方がいる前で1人でボリボリ食うわけにも行きませんし、ましてや「いります？？」とか言って食べかけのモノをすすめるのもどうかと思います。あんま知らんヤツに食べかけのビスケットなんかもらいたくないでしょ。気持ち悪いですもん。マダムシンコとかならまだしも。「育ち悪っ」って思われたくないですもん。

こればっかりはヤフーも助けてはくれませんでした。

 結局、部活の方々には晩御飯まで連れてってもらったのですが、終始僕はビスケットを握りしめており、何の説明もしないまま特に食べずに持って帰ってきました。この経験から学んだ教訓は、全くありません。

 とにかく、今日は大学生活の大きな一歩を踏み込めたと言えるのではないでしょうか。部活は本当に面白そうだし、先輩方も優しく感じがいいので、入部を前向きに考えており、明日とか他の部を見に行くのが億劫になってたりします。どうしましょう。まあ焦らずゆっくり考えます。

それではおやすみなさい。